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ありがとうXSERVER、ありがとうモリサワ。
XSERVERをご利用の諸君に朗報だ。
なんと、XSERVERのレンタルサーバー全プランの契約者を対象に、書体メーカーの老舗モリサワのWebフォント(TypeSquare)から30種類を無料で自由に選んで使える機能の提供が2017年6月22日から始まったのだ。
この新しい機能の素晴らしい点は、ざっとこんなところだ。
- 選りすぐりのモリサワフォント30種類が無料
- 月間PV数2.5万PVまで使える
- 専用のプラグインが用意されていて設定が超ラク
利用できるフォントのラインナップはこちら。
人気のあのフォントをはじめオシャレなあのフォントまでも選べてしまうのだ。
明朝体 | リュウミン R-KL / リュウミン B-KL / 黎ミン M / A1明朝 |
---|---|
ゴシック体 | 新ゴ R / 新ゴ B / ゴシックMB101 B / 見出ゴMB31 |
丸ゴシック体 | じゅん 201 / じゅん 501 |
デザイン書体 | 丸フォーク M / フォーク M / シネマレター / はるひ学園 / G2サンセリフ-B / 那欽 / 竹 B / ぶらっしゅ / トーキング |
装飾書体 | 新ゴ シャドウ |
筆書体 | 教科書ICA M / 陸隷 / TB古印体 |
UD書体 | TBUDゴシック R / TBUDゴシック E / UD新ゴ コンデンス90 L / UD新ゴ コンデンス90 M |
※現在利用可能な27書体に加え、『みんなの推しフォント総選挙』で選ばれた3書体が利用可能になります。
さらに詳しい情報や設定方法はこちらのXSERVER公式サイトのお知らせページ(外部リンク)からご確認いただきたい。
ん、チョット待ってくれ。
いざ導入!の前に、解決しておかなければいけない問題がある。
モリサワ自身の方でもWebフォントを利用できるサービスTypeSquareを提供していることは前回の記事↓で紹介したとおりだ。

そう、つまり本家のヤツと今回のヤツどちらを使えばよいのか、ということである。
本家のTypeSquareではズラリと並ぶ800を超える利用可能書体の中から好きなものを選んで使うことができるのが大きな魅力だ。そして1万PV/月とちょっと少ないが1書体が無料となっているし料金を支払えばより多くの書体を選択できる。
当然、今回紹介しているXSERVERの「Webフォント」機能には用意されていない書体もたくさんあるので捨てがたい。
だがしかし、XSERVERの「Webフォント」機能では30種類を自由に2.5万PV/月まで利用できるところは大きな強みだ。こちらも捨てがたい。(ちなみに2.5万PVを超えたらWebフォントの配信が停止するらしい)
これではどちらを選べばいいかわからなくなる。
さっそく、いいとこ取りしてみた。
本家のTypeSquareの無料利用を継続しつつ、さらにXSERVERの「Webフォント」機能も使うオイシイ話が無いか探ったところ実現できたのでここに共有したい。
手順は簡単だ。
- 本家TypeSquareに登録し、自分のサイトに適用する。
- XSERVERの「Webフォント」に登録し、自分のサイトに適用する。
手順2のところにポイントがある。
XSERVERの「Webフォント」導入時にインストールするプラグイン「TypeSquareWebfonts」の設定画面で、あえて書体を選択しない項目をつくることにより、その部分には本家のTypeSquareのフォントが適用されるのである。

タイトルとリードに「G2サンセリフ-B」を設定、本文と太字には何も設定していない。
こうすることで、見出し(h1,h2,h3,.entry-title)とリード(h4,h5,h6)だけにXSERVERの「Webフォント」の書式を適用することができている。
※括弧内のタグ分類はプラグイン設定で変更可能だ
ダメって書いてないからきっと大丈夫。
おわりに
XSERVERの「Webフォント」機能の紹介と、本家TypeSquareとの両立について説明した。
役に立ったと感じていただけたら、ぜひ知り合いに教えてあげてほしい。
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