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【ドイツ語】納得して記憶する!形容詞の格変化を冠詞との関係性で覚える方法

この記事で解決したいこと
ドイツ語 形容詞の格変化を納得して覚えたい!

たどり着いてしまった。形容詞格変化の真理に…

真・形容詞格変化の覚え方ポイント

はじめに、形容詞格変化の覚え方ポイントまとめを発表しよう。

  1. 形容詞は、dieser型で格変化したがる
  2. 定冠詞と不定冠詞は、dieser型に変化したい形容詞を-enに変化させようとする
  3. 冠詞の形容詞を-enに変化させようとする力は、定冠詞 > 不定冠詞 > 冠詞なし の順で強い
  4. 冠詞と形容詞の気が合うとき、合意した変化をする
名詞の修飾語としての形容詞の格変化について考察したのでぜひ最後まで読んでほしい

文法書にはこう書いてあるが…

まずは、定冠詞あり / 不定冠詞あり / 冠詞なし それぞれにおける形容詞の格変化をまとめた表を見てみよう。

定冠詞あり

男性女性中性複数
1格-e-e-e-en
2格-en-en-en-en
3格-en-en-en-en
4格-en-e-e-en

不定冠詞あり

男性女性中性複数
1格-er-e-es-en
2格-en-en-en-en
3格-en-en-en-en
4格-en-e-es-en

冠詞なし

男性女性中性複数
1格-er-e-es-e
2格-en-er-en-er
3格-em-er-em-en
4格-en-e-es-e

形容詞の格変化を勉強すると必ず見る表だろう。これをいちど文法書に書かれているように説明してみる。

derをはじめとする定冠詞が形容詞の前に付く場合は、単数の1格4格のみ -e、それ以外は -en(男性4格は例外)。

einをはじめとする不定冠詞が形容詞の前に付く場合は、定冠詞付きの場合に準ずる(男性1格、中性1格4格は定冠詞の語尾)。

冠詞が形容詞の前に付かない場合は、形容詞が定冠詞の格変化をする(男性中性の2格は例外)。

なるほどたしかに、表の内容がよくまとまっている。…だがしかしこれでは忘れてしまう。

人間が何かを覚えるのには「なぜそうなのか、なぜなら」という理由付けやストーリー性が必要なのである。

どうして男性4格が例外なのか、どうして男性名詞中性名詞に例外があるのか、その理由が無いとなかなか覚えられない。

複数の情報を結びつけて自分なりの意味を持たせることを記憶の「精緻化(せいちか)」と言い、納得することで記憶できるようになる。

これから記憶の精緻化のために、形容詞の格変化が「なぜ」こうなっているのかを独自の視点で考察したい。

 

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独自の視点で観察してみる

ここで、冒頭の覚え方ポイントを再掲する。

これらのポイントがそれぞれ何を意味するのか、順に追っていこう。

◆真・形容詞格変化の覚え方ポイント

  1. 形容詞は、dieser型で格変化したがる
  2. 定冠詞と不定冠詞は、dieser型に変化したい形容詞を-enに変化させようとする
  3. 冠詞の形容詞を-enに変化させようとする力は、定冠詞 > 不定冠詞 > 冠詞なし の順で強い
  4. 冠詞と形容詞の気が合うとき、合意した変化をする

1:形容詞は、dieser型で格変化したがる

形容詞は、dieser型で格変化したがる。どういうことか。

まず形容詞には「弱変化」、「混合変化」、「強変化」と名付けられた3種類がある。

弱変化 / 混合変化 / 強変化 とは
弱  変  化:定冠詞+形容詞
混合変化:不定冠詞+形容詞
強  変  化:冠詞なし+形容詞

これらの何の変化が強・弱なのだろう。それは、形容詞語尾の変化の度合いだ。

定冠詞と一緒だと形容詞の変化度合いが弱まり、冠詞が無いと変化が強くなる。

冠詞が無いとき、形容詞はどのような語尾変化をしたがるのか。

そう、dieser変化である。

上の挿絵でいうと王様の「-enに変化しなさい」という言葉の強制力の強さが、九尾の形容詞ちゃんのdieser変化したい気持ちと戦っている。

冠詞があれば-enに変化させようとする力が強くなる。

 

ここで、dieserの格変化と強変化(冠詞なし+形容詞)とを比較してみよう。

上の説が正しければ、冠詞が無いときは-enに強制する力が弱いため形容詞はdieser変化に似ているはずだ。

一致部分を黄色網掛けにしている。

dieser

男性女性中性複数
1格dieserdiesediesesdiese
2格diesesdieserdiesesdieser
3格diesemdieserdiesemdiesen
4格diesendiesediesesdiese

冠詞なし

男性女性中性複数
1格-er-e-es-e
2格-en-er-en-er
3格-em-er-em-en
4格-en-e-es-e

どうだろうか。

冠詞が付かない強変化では形容詞の格変化はdieser型に近づくということが理解していただけたと思う。

男性2格と中性2格以外は変化のしかたが一致している。

 

冠詞なし+形容詞(強変化)においてなぜ男性中性2格だけが「-en」になったのか。理由はおそらく形容詞に続く名詞が2格変化するからであろうと思われる。

冠詞なし

男性女性中性複数
1格guter Schinkengute Wurstgutes Fleischschöne Mädchen
2格guten Schinkensguter Wurstguten Fleischesschöner Mädchen
3格gutem Schinkenguter Wurstgutem Fleischschönen Mädchen
4格guten Schinkengute Wurstgutes Fleischschöne Mädchen

ありがたいやらありがたくないやら。

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2:定冠詞と不定冠詞は、dieser型に変化したい形容詞を-enに変化させようとする

一方、今度は形容詞が混合変化または弱変化する、つまり不定冠詞+形容詞 / 定冠詞+形容詞のパターンの格変化を見てみる。

形容詞がdieser変化したい気持ちが、冠詞が付くことによりどのように変化するだろうか。

 

不定冠詞

まずは不定冠詞を付けたときの形容詞変化を見てみよう。

再度dieser変化と比較する。

一致部分を黄色網掛けにしている。

dieser

男性女性中性複数
1格dieserdiesediesesdiese
2格diesesdieserdiesesdieser
3格diesemdieserdiesemdiesen
4格diesendiesediesesdiese

不定冠詞あり

男性女性中性複数
1格ein -ereine -eein -esihre -en
2格eines -eneiner -eneines -enihrer -en
3格einem -eneiner -eneinem -enihren -en
4格einen -eneine -eein -esihre -en

黄色網掛けの無い部分は不定冠詞の役割により「-en」と変化していることがわかる。

そして黄色網掛けの箇所について詳しく見てみると、不定冠詞ありの場合はdieser型の変化をしている

男性、女性、中性の1・4格だ。

 

定冠詞

定冠詞を付けたときの形容詞変化を見てみよう。

再度dieser変化と比較する。

dieser

男性女性中性複数
1格dieserdiesediesesdiese
2格diesesdieserdiesesdieser
3格diesemdieserdiesemdiesen
4格diesendiesediesesdiese

定冠詞あり

男性女性中性複数
1格der -edie -edas -edie -en
2格des -ender -endes -ender -en
3格dem -ender -endem -enden -en
4格den -endie -edas -edie -en

変化のしかたは不定冠詞あり版と似ている。

しかしもはやdieser変化はしていない。

男性1格そして女性と中性1・4格で、形容詞の語尾が-eと変化する。

※男性4格については後述する。

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3:冠詞の形容詞を-enに変化させようとする力は、定冠詞 > 不定冠詞 > 冠詞なし の順で強い

上記1・2のまとめになるが、冠詞による形容詞の語尾変化を「-en」にさせる効力は、定冠詞が最も強く不定冠詞になるとそれが弱まりさらに冠詞が無くなると最弱となり形容詞がdieser型変化になる

4:冠詞と形容詞の気が合うとき、合意した変化をする

さてふたたび弱変化について。

定冠詞あり

男性女性中性複数
1格der -edie -edas -edie -en
2格des -ender -endes -ender -en
3格dem -ender -endem -enden -en
4格den -endie -edas -edie -en

なぜ男性4格が「-en」なのか、という疑問。

文法書では例外としか書いてないが、これは冠詞と形容詞の気が合った(「-en」変化に合意した)からとすると説明がつく。

ちょうどdieser型の男性4格は「-en」となるからである。

男性4格は定冠詞denや不定冠詞einenだ。

口語的な都合で形容詞も「-en」変化となったと考えるのがより自然。

実は女性1・4格も同じ理由でずっと-e変化だ。

結局はいいやすさに引っ張られるところはどの言語にもある。

まとめ

以上、形容詞の格変化の覚え方について解説した。

文法書とはまた違った視点で記憶できるきっかけになれたら幸いだ。

ただ、理論はわかっても実際に口に出していうときにまごついてはもったいない。要は慣れの問題だが、慣れるまでのヒントとして以下を意識するようにしよう。

定冠詞+形容詞
基本は「-en」。単数1格4格は「-e」。denなら流れで「-en」。

不定冠詞+形容詞
基本は「-en」。eineなら流れで「-e」。einはdieser変化。

冠詞なし+形容詞
基本はdieser変化。名詞語尾が変化する男/中2格なら「-en」。

それでは (*^_^*)ノシ

Tschüss!!

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